自宅でもアウトドアでも簡単に燻製を作るレシピ紹介!

燻製
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こんにちは。ゆきとんです!

美味しいお酒のおつまみを自宅で作りたいと思いませんか?
燻製は、食材に香りをまとわせることでシンプルな素材が最高のおつまみに変化します。

燻製ってなんだか難しそう。」「煙が出るから自宅ではできないな。」と思われている方も多いと思いますがそんなことはありません。燻製器を使用してキッチンの換気扇も下で行えばそれほど臭いは気にならずに手軽に燻製ができます。漬け込むことなどが不要なチーズ・ちくわ・ゆでタマゴなどは10分ちょっとの時間で作れてしまいます。

家族みんなでワイワイいろんな食材を試してみたり、自宅以外でもキャンプ場やバーベキューの時に行うと盛り上がります!

誰でも手軽に燻製ができるおすすめな燻製器をご紹介し、塩漬けに使うソミュール液の作り方も解説いたします。燻製を始めてみたい方、是非参考にしてみてください!

3つの燻製方法

燻製は、食材を木材の煙に当てて風味付けをすると同時に、殺菌・防腐効果を与え食品を長持ちさせる食品加工法です。使用する木材により加わる風味が変わってきます。

木材を加熱して煙を発生させ、その煙により食材が加熱されます。加熱する温度によって、熱燻、温燻、冷燻の3つの燻製方法があります。

熱燻

80℃以上で燻製を行う方法。「スモークチップ」を使用して、10分~60分程度いぶす。手軽にできる反面、水分があまり抜けないため保存には向かない。食感はジューシー。
ゆでタマゴ、ナッツ、ベーコンなどに適している。

温燻

30℃~80℃ほどで燻製を行う方法。「スモークウッド」を使用して、数時間から1日程度いぶす。長時間いぶすため水分が減少して保存効果が高くなる。比較的ソフトな仕上がりとなる。
半熟タマゴ、鶏肉、豚肉、魚などに適している。

冷燻

30℃以下で燻製する方法。しっかりした設備で温度管理などを行い、1~4週間程度掛けていぶす。水分が抜けるため長期保存が可能になる。少しかために仕上がる。
生ハムやスモークサーモンが代表的な製品となる。

※今回は、簡単にできる熱燻を行います。

熱燻に必要な物

燻製器

燻製器『SOTO スモークポットCoro(コロ)』 を使用して燻製していきます。こちらは数年前に購入した物で現行モデルは色が変更になっています。材質は、鍋本体は耐熱陶器、フタは磁器、金網は鉄(クロ-ムメッキ)となっています。容量は、1200ml、温度計が付属しています。

手ごろな値段でキッチンで手軽に燻製ができるためおすすめです。容量が小さいため一度にたくさんの燻製を作りたい人には向かないかもしれません。

食材

今回、燻製にする食材は「ちくわ」「チーズ」「蒸しタコ」です。どこのスーパーでも手に入る物を使用していきます。

今回使用したもの以外にも、「ミックスナッツ」「ゆでタマゴ」「半熟タマゴ」「豚バラ」「鶏もも」「カマンベールチーズ」「たくあん」「塩」「醤油」なども燻製できます。

タコなどの魚介類、肉類を燻製させる時は、食材を一度塩漬けにする必要があります。塩漬けして塩抜きをし、乾燥されてから燻製するという工程になります。お手軽に燻製を楽しみたい方や時間がない方は「チーズ・ちくわ」の燻製方法を参考にして「ゆでタマゴ」「ミックスナッツ」「たくあん」などの食材の燻製がおすすめとなります。

スモークチップ

熱燻に使用するのは、スモークチップです。スモークチップにはいろいろな種類があり、使用するチップによって香りや色合いが異なる仕上がりとなります。
「サクラ」「ブナ」「ナラ」「リンゴ」「クルミ」「ヒッコリー」「メイプル」「ミックス」等があります。食材によって合う合わないがあるためチップを使い分けます。

今回は、オールマイティーな「ミックス」を使用して燻製します。

チーズ・ちくわの燻製

チーズ・ちくわの燻製の作り方

  1. キッチンペーパー等で水気を拭き取っておく。
  2. チーズが網に付かないようにアルミホイールやクッキングシート等を敷く。
  3. 中火以下、80℃ほどで10~13分ほど加熱する。途中2回程度ふたを開けて水分を拭き取る。
  4. 出来上がり。そのまま食べても良いが、1日ほど冷蔵庫で寝かせると煙の風味がまろやかになり、食べやすくなる。

チーズ・ちくわの燻製を作っていく

燻製器をアルミホイールで保護する。燻製の汚れは洗い落とすのは大変です。汚れを気にされない方はアルミホイールで保護しなくてもOKです。

鍋の底にスモークチップを10g程度入れる。

キッチンペーパーで水気を取り、網の上にクッキングシートを敷いたチーズとちくわを並べていく。6Pチーズとちくわ4本が丁度入る大きさです。

ふたをして中火以下、80℃ほどで10分加熱する。換気扇の風量はマックスにしてください。

途中で2回程度ふたを開けて水分を拭き取る。水分がついたまま燻製を続けると酸味が強くなったり色ムラができる原因になります。
ちくわが良い色加減だったため取り出す。チーズは5分ほどプラスでいぶします。

チーズも良い色加減になったため冷ましてから取り出す。

換気扇の風量はマックスにしてしばらく回し続けてください。

出来上がり。そのまま食べても良いですが、1日ほど冷蔵庫で寝かせると煙の風味がまろやかになり、食べやすくなります。

タコの燻製

タコの燻製の作り方

  1. 蒸しタコをソミュール液に3時間ほど漬け込む。(ソミュール液の作り方は下に記載)
  2. 蒸しタコを流水に1時間ほどさらし、塩抜きを行う。
  3. キッチンペーパーで水気を拭き取り、冷蔵庫に入れて1日乾燥させる。
  4. 中火以下、80℃ほどで10~13分ほど加熱する。途中2回程度ふたを開けて水分を拭き取り、裏返す。
  5. 出来上がり。そのまま食べても良いが、1日ほど冷蔵庫で寝かせると煙の風味がまろやかになり、食べやすくなる。

ソミュール液とは

燻製を作る際に食材を塩漬けする液体をソミュール液と言います。塩と水をベースにスパイスやハーブを加えて好みの味付けにします。一般的に塩分濃度は10%~30%と言われています。ソミュール液には、「臭みを取る」「水分を抜く」「味付けをする」効果があります。

自分の好みのスパイスやハーブを入れたり、塩分濃度を変えることでオリジナルソミュール液を作ることもできます。研究の余地があり、楽しいですね。

基本的なソミュール液の作り方を解説します。

ソミュール液の材料  (塩分濃度15%)
  • 水  ・・・       1000cc
  • 塩(天然塩)  ・・・   150g(500ccなら75g)
  • 砂糖(三温糖)   ・・・  70g(塩の半分以下くらい)
  • スパイス(お好みの物) ・・・ 少々
ソミュール液の作り方
  1. 水を沸騰させたら、塩、砂糖、スパイスを入れる。
  2. 20分ほど煮立たせる。
  3. 煮立たせたらザルでこす。
  4. 常温で冷まして出来上がり。

タコの燻製を作っていく

ソミュール液を作っていきます。

出来上がり、常温となったソミュール液に蒸しタコを入れて3時間漬け込む。

タコを取り出し、1時間ほど流水で塩抜きする。

キッチンペーパー等で水気を拭き取る。この時、端を少し食べてみて塩味の確認をする。

冷蔵庫に入れて1日乾燥させる。今回は、生臭さを取り除けるピチットシートを利用して乾燥させました。

ピチットシートは魚介類や肉類の臭みを取り、水気を取ってくれるシートです。使うと素材の美味しさが増します。無ければそのまま冷蔵庫で1日乾燥させてもOKです。

鍋の底にスモークチップを10g程度入れ、網の上にタコを乗せる。
ふたをして中火以下で温度は80℃位で、10~13分加熱していく。換気扇の風量はマックスにしてください。

途中2回程度ふたを開けて、水分を拭きとり裏返す。

換気扇の風量はマックスにしてしばらく回し続けてください。

出来上がり。そのまま食べても良いですが、1日ほど冷蔵庫で寝かせると煙の風味がまろやかになり、食べやすくなります。

実食

1日寝かせた燻製を盛り付けていただきま~す!

最高~です!!一晩寝かせたことで味がなじんでいます。

チーズは燻製の王道で間違いありません。ミックスチップを使用したおかげか?香ばしい香りと甘みがかなりプラスされています。

ちくわは、皮がパリッと香ばしくなりシャキシャキとした歯ごたえになりました。

タコは臭みが無くなり旨味が凝縮されています。程よい歯ごたえでお酒が進みます。おつまみにした残りはタコと大葉のパスタに使用しました。

燻製は、お酒との相性も抜群です!!美味しくいただきました!

まとめ

ひと手間加えることでお酒に合う、最高のつまみを作ることができました。食材はとてもシンプルでチーズ、ちくわ、ゆでタマゴなど身近な物で簡単に作れます。

アルミホイールなどで燻製器を保護すると片付けも簡単です。

家族みんなでいろんな食材を試してみると食卓が盛り上がります。自宅以外にもキャンプ場やバーベキューの時に行うと楽しいですよ!!

みなさんも燻製作り試してみてください!また、違う食材を燻製したら記事にしますのでブログ覗いて見てください!!

今回、紹介した商品でお手軽に燻製を始めてみたい方はこちらをどうぞ!

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